黄昏に香る音色 2
直樹の方を見ないで、里緒菜は、口を動かした。
「わたし…きいてなかった…」
「何を…?」
里緒菜は、直樹の方に、顔を向けた。
「香里奈のこと…」
「ああ…如月さんは、香里奈さんの知り合いだったね…」
笑いながら、視線を外す直樹。
「香里奈みたいなのが、タイプなんだ…」
その言葉に、反応する直樹。
「ちがう…タイプじゃない」
「わたし…きいてなかった…」
「何を…?」
里緒菜は、直樹の方に、顔を向けた。
「香里奈のこと…」
「ああ…如月さんは、香里奈さんの知り合いだったね…」
笑いながら、視線を外す直樹。
「香里奈みたいなのが、タイプなんだ…」
その言葉に、反応する直樹。
「ちがう…タイプじゃない」