黄昏に香る音色 2
「ジュリア…」

エドワードは、ジュリアに身を寄せようとした。

しかし、

ジュリアは、エドワードから離れた。

「エドワード…」

ジュリアは立ち上がり、

ゆっくりと振り返った。

「マネージャーが待っていますので…」

少し悲しげな瞳を、浮かべた。

「ジュリア…」

「今日はこれで…失礼します」

ジュリアは、頭を下げると、

「ただ…あなたは、すばらしい大統領です」

エドワードに微笑むと…部屋を出た。


「ジュリア!」

エドワードの声も無視して…。


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