天空のエトランゼ{Spear Of Thunder}
アルテミアは驚き…そして、頷いた。

目をつぶり、力を込めた。

次に、かっと目を見開いた時、

アルテミアの瞳は、赤く染まっていた。

ティアナは頷き、叫ぶ。

「モード・チェンジ!」

その瞬間。

ティアナから溢れた暖かい光が、アルテミアを包んだ。


「あなたは初めて…他人の為に泣いた。助けたいと思った」

ティアナの言葉が、アルテミアに響く。

「アルテミア…あなたはやっと…真の勇者に、近づくことができた。それは…あなたのお陰よ。赤星君」

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