「部活~ウチらバスケ部~番外編」    佐紀、二十歳

梨沙は、その場に残り、


  「オバさん、今日、
   泊めてもらっていい?」


梨沙は佐紀を見て、
一人にはしておけないと、思っていた


  「あら、いいわよ。

   じゃあ、支度するわね」


佐紀のお母さんは、部屋を出る時、


  「リサちゃん、ありがとう。

   サキのこと、頼むわね」


そういって、出て行った。


その晩梨沙は、佐紀とは、
ほとんど話すことは無かったが、
ずっと側にいて、見守っていた。


佐紀も、梨沙がそばにいる安心からか、
スッと、眠りに入った。

< 91 / 124 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop