黒華
ハル・・・、
「ねぇ、さっきの定員さんとどんな関係?」
・・・彼氏だよね。
「・・・一言で言うと彼氏。」
「・・・えぇっ!!」
バイト、してたんだ。
・・・カッコいいー。
ヒナにばれたなー。
どうしよう。
ま、いっか。
「ヒマ!彼氏、居たの!?」
驚いているヒナ。
「・・・うん。」
「・・・知ってたけど、言って欲しかった、な。」
何故か少し寂しそうで。
「・・・ごめんね、」
はァ~、
その時に後ろから。
「そういえば、黒美~、これ。」
北野?
「え?」
「さっきのピアス。ちなみにお揃いの。」
「カレカノっぽいねぇ~、もうそのままくっついちゃえば?」
由美さんの声に慌てたヒカ姉の声。
「ッ、せ、征、ありがとう、・・・。///」
「プッ、黒美も征も真っ赤。」