佐倉城竜伝説
佐倉城では、勇と咲姫が剣の練習をしていた。

勇「咲、私って父上の本当の息子では無いと言うのは、本当かなぁ。」

咲「噂でしょ、噂。」「そんな事気にしないで、練習よ。」

そこに、父利勝がやって来た。

利勝「咲、勇しっかり剣の練習をしているか。」

咲「はい、父上。」

利勝「紹介しよう。」「武術を教えてくれる(麗)先生だ。」

昨夜、利勝が夢の中に大竜王が現れ、利勝に伝えた。

大竜王「殿、虹玉を狙う者が現れた、急がねばならない。」「早く勇の隠された力を目覚めさせなければ、ならない。」

「勇の力を引き出す者を殿の元に送る、名を麗と言う。」「その者が勇の隠された力を目覚めさせてくれる。」

「殿、急がねばならない。」「我、竜の住む沼、そなたの国そしてこの世界をも虹玉を狙う者の物になってしまう。」
「殿、頼んだぞ。」

利勝「分かりました。」





< 19 / 70 >

この作品をシェア

pagetop