佐倉城竜伝説

黒龍は、炎の命令に従い次の影を送る為、屋敷の外に出た。

外へ出た黒龍の所に誰かが近づいて来た。

大きな体、まるで鬼のような男が、黒龍の側に来た。

黒龍「餓鬼、どうした！」

餓鬼「黒龍いよいよ、始まったな。」「でも、なぜ、あんな奴の命令に従うのだ。」

黒龍「あんな奴でも、大竜王の孫大竜王は、あいつには、手をださん。」

餓鬼「でも、なぜ大竜王の命を、奪おうとする。」「大竜王は、お前の父上であろうが。」

黒龍「あいつは、父上なんかでは、ない！」「あいつは、俺の愛する女性(ひと)の命を、奪ったのだ！」

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今から200年ほど前、7つの国に別れており、その国には竜の王がいた、どの竜達も全部の国を我が手にしたかった。

ただ大竜王のいる国だけは、平和を願っていた。

人間と竜が共存できる国にを作りたかった。

しかし、欲の高い竜達は、虹玉の噂を知り、この佐倉の地に、そして大竜王の手にある事が分かり、虹玉を奪いに佐倉に向かった。