佐倉城竜伝説

この争いの中、黒龍と愛する白竜。

毎夜、毎夜月明かりに映る二人の影が。

空に漂う2頭の竜が、楽しそうに空を游いでいた。

つかの間の愛、この地に集まりし竜の群れが虹玉を奪いに集まって来ていた。

大竜王「黒龍よ争いが始まる、この虹玉を狙い竜達が、この地に集まっている。」

黒龍「はい、そのようです。」

大竜王「この地、この虹玉を守らなくては、ならない。」

黒龍「はい、必ずこの地、そしてこの虹玉を守り、父上いや大竜王様の思い、竜と人間が一緒に暮らせる世界をつくります。」「必ず！」

そして黒龍は、攻めてくる竜達を迎え撃つ為戦いの準備にいった。

一頭また一頭と竜の王達が攻めてくる、
たとえ黒龍が強くとも数には勝てなかった。

もうどうしようもない、このままでは虹玉を奪われてしまう。
それでも黒龍は戦っていた。

竜も人間も、幸せになるのを願い戦っていた。

大竜王は白竜を呼んだ。