佐倉城竜伝説
小さな狐達は虹玉を探しに走りだした。

妖弧は「麗・勇・咲」三人の様子を見に行った。

三人は、一休みをしている。

妖弧(真)は三人の所へと近づいて行った。

真(妖弧)「咲姫、お疲れでは、ないでしょうか?」

咲「真、大丈夫です。」

麗「その女は?」

咲「私の身の回りの世話をしてくれる、真です。」

真(妖弧)「真と言います。」「よろしく、お願いします。」

麗は真をじっと見ていた。

真(妖弧)「麗様、何か?」

麗「いや、何でもない。」

真(妖弧)「それでは、私は失礼します。」

真(妖弧)は戻って行った。

咲「麗さん、麗さん。」

麗「あ。」

咲「真に何か?」

麗「いや、あの真、何も感じないのだ。」

咲「何にも?」


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