.*;+この声が枯れる位に+;*.
「部屋広~い!!」
1LKくらい・・・?
「ベランダまである!!」
ベランダから出ると迎えのベランダに出ていた揮黒くんと目が合った・・・
「あ・・・」
思わず声がこもった
ここは男子寮と女子寮が隣あっててベランダは男子寮に移れるほど近い
揮黒 幸は自分の部屋に戻ろうとした
「ま、まって!!」
その瞬間揮黒君にキッと睨まれた
「あの、今日のことお礼言ってなかったから・・・」
あんまり睨むからおどおどしちゃったじゃん・・・
「お前のためじゃない」
酷い・・・
「あ!!怪我してる!!」
口のが少し赤くなってる
無視して部屋に戻ろうとする彼を引き止めたくて柵をまたごうとした
=ズリッ=
「きゃっ!!」