Little Love
―バーンッ
「惟っ月ー!
帰ってきたわよー!」
「なっ…え、」
抱きあったまま、固まった。
入ってきたのはパパの弟さんの奥さん…つまりおばさん。
気付かれた…足音しなかったのに!
「あら…あらら〜?」
ど、どうしよう…惟月と、もう一緒に居られないの…?
「やっぱりくっついたのねー、いいから下に来なさい、ね!」
そのまま下に降りて行ってしまった。
え…え、どうゆうこと…?
だって…怒られなかった…?
「美月、下に行こう」
「で、でも…っ」
「大丈夫だから」