Little Love



あたしと惟月は…惟月があと1年で大学を卒業するから、それまで我慢。

まあ…結婚しても、今までとあんまり変わらないんだけどね。


「はあー、要ちゃんすっごく綺麗だったなぁ」

「美月もあんなの着たい?」

「うん、もちろん!」


にっこり笑いながら答えた。

フリルがたくさんあって、とっても綺麗だった。

あたしもあんなの着れたらなぁ…。


「身長的に無理でしょ」

「もう!」

「ミニにしよっか」


膨れたまま惟月を見上げた。

ますますカッコよくなってる。

周りの目、気にしてないのかなぁ。



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