Little Love



お兄ちゃんのことだから、あたしが避けてるって…気付いてるでしょ?

なのに、あたしが急いでるからって…。


「ほら!行ってこい」

「ありがとう…!」


遠くからでも目立つ叉牙くんに向かって走っていく。

このときから、何かが…変わっていった。







「ごめんなさいっ!!」

「別にいいって〜♪気にすんな!」


ね、と頭をぽんぽん撫でられる。

…あれ?これって前にもあったよね…?



< 22 / 198 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop