Little Love
「ぇと…好き、って…言われただけだよ?」
ほんとはちゅーもされたけど…(汗)
「美月?何で嘘吐くの?」
「ぇ…?!ウソなんか、吐いてない…よ?」
「へぇ…じゃあ、こういうことされなかった?」
「ぇ…」
お兄ちゃんの手があたしのほっぺを包んで
顔が、近付く…。
「お兄ちゃ…んっ」
そっと触れた唇は、叉牙くんとのちゅーを消してくれた。
「…好きだよ、美月」
それは、叉牙くんの真似?
それとも…これは夢?
「本気で好きなんだよ…」