Little Love



「ぇと…好き、って…言われただけだよ?」


ほんとはちゅーもされたけど…(汗)


「美月?何で嘘吐くの?」

「ぇ…?!ウソなんか、吐いてない…よ?」

「へぇ…じゃあ、こういうことされなかった?」

「ぇ…」


お兄ちゃんの手があたしのほっぺを包んで

顔が、近付く…。


「お兄ちゃ…んっ」


そっと触れた唇は、叉牙くんとのちゅーを消してくれた。


「…好きだよ、美月」


それは、叉牙くんの真似?

それとも…これは夢?


「本気で好きなんだよ…」



< 53 / 198 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop