Little Love
う"…っ!バレてた…?
あたし、ヤな子だもん…。
まだ子供だもん…。
「惟月が、高校生になったら…もう一緒に、学校行けないんだもん…。
寂しいよ…」
布団を被って、泣いてる顔を隠す。
「美月?俺は、早く美月にも高校生になってほしい」
「…なんでぇ?あたし、蓮城なんて行けない…っ!」
「蓮城には来ないでほしい」
…もう、惟月の言いたいことがわかんない。
あたしは、いつでもいつまでも惟月と一緒にいたいのに…っ。