Little Love



「でも、1番最初に美月のがほしいんだ」

「…へ?」


0時00分。


「ちょうだい?」

「え、あ…これ!
 溶かしただけだけど…生まれて初めて作ったから!
 …惟月、だけだから…」

「うん…ありがとう」


0時00分丁度の惟月の笑顔。

惟月の作戦だったみたいで…あたしも何だかんだで最初に渡せたからOK!

みんなが寝ている中、惟月としたキスは今までで1番甘かった。

来年も再来年も、ずーっと一緒だよ、惟月!





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