Little Love
「美月が、生まれて初めて、作ったチョコだよ。
俺にとっては最高級のチョコより価値があるの!
…たった1つのチョコなんだから」
「〜〜〜ッ惟月ぃッ!!!!」
「わッ!」
なんで惟月は、こんなに嬉しいこと言ってくれるの?
力いっぱい抱きついたあたしを包む惟月の腕。
暖かくて、安心する。
「大好き…1番大好きだからねっ!!」
「うん、俺も美月が1番好き。
宇宙でいっちばん、大好き!
俺は美月と一緒にいるだけですっごい幸せなんだけど、美月は幸せ?
…これからも、俺と一緒にいてくれる??」