Little Love



「美月が、生まれて初めて、作ったチョコだよ。
 俺にとっては最高級のチョコより価値があるの!
 …たった1つのチョコなんだから」

「〜〜〜ッ惟月ぃッ!!!!」

「わッ!」


なんで惟月は、こんなに嬉しいこと言ってくれるの?

力いっぱい抱きついたあたしを包む惟月の腕。

暖かくて、安心する。


「大好き…1番大好きだからねっ!!」

「うん、俺も美月が1番好き。
 宇宙でいっちばん、大好き!
 俺は美月と一緒にいるだけですっごい幸せなんだけど、美月は幸せ?
 …これからも、俺と一緒にいてくれる??」



< 99 / 198 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop