不器用な初恋~俺は君のことが好きだ~
「お母さん」
「水島先生、おめでとうございます。 それに陽菜がお世話になりありがとうございます」
親父とお袋が先輩のお母さんに挨拶を
「いいえ。陽菜ちゃんもめきめき腕を上げてるから楽しみなんですよ」
「先生」
陽菜が顔を赤くして照れてる。
コイツにも一応恥じらいはあるんだな。
「凛、此処はいいから藤倉さんの所へ行きなさい。千恵ちゃんも行くみたいだから」
「先生…凛、行こうよ」
「凛ちゃん」
先輩の両脇から陽菜と愛が
「うん。じゃあお邪魔します」
「やったぁ!」
陽菜と愛は大喜び。
「涼、よかったな」
悠が耳元で囁く。
「ば、馬鹿」
悠を睨んだら
「顔赤いぞ」