不器用な初恋~俺は君のことが好きだ~



「はい。じゃあ明日奢って下さい」

「うん。練習終わったらメールして」

「はい」

2人リビングに戻ると

千葉先輩と悠が慎吾叔父さんと大と野球談義

片桐先輩は瑞穂叔母さん泉おばさんお袋と陽菜、愛と何やら盛り上がってる。

「フフフ…ガールズトークだね」

「凛ちゃんも早く」

陽菜が手招きしている。

「凛ちゃんにやらせて。陽菜」

お袋が陽菜を

「いえ志織さん、私 水を飲みに行ったついでに持ってきただけですから」

「ママ、私はお兄ちゃんに頼んだんだよ」

いやそれもおかしな話しだ。

「お兄ちゃんに頼んだって陽菜」

ほら案の定お袋に

「ご、ごめんなさい。お兄ちゃんありがとう」

陽菜もお袋には弱い。

「いいよ、別に」

俺は陽菜に弱い。


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