不器用な初恋~俺は君のことが好きだ~



「ごちそうさまでした」

食べ終わり

「何か飲まない?」

「えっ?」

「私はアイスティー頼むけど涼君は?」

「じゃあ俺はアイスコーヒーお願いします」

「うん」

注文をして

「涼君ん家はいつも夕べみたいにみんな寄るの?」

「あ、はい。何かあると俺ん家か祖父ちゃん家か叔父さん家の何処かに集まってますね」

「ふぅ~ん。本当に仲がいいんだね」

「そうですか?」

「そうだよ」

俺には普通のことだけど

「よければ先輩もまた来て下さい。両親も喜びますし何より陽菜が喜びます」

「フフフ…ありがとう。だけど本当に陽菜ちゃんが可愛いのね」

「えっ?」

「いいお兄ちゃんだ」

「か、からかわないで下さい」

「フフフ…」

相変わらず先輩はニコニコしている。

「おまたせいたしました」

アイスコーヒーとアイスティーが前に置かれ



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