不器用な初恋~俺は君のことが好きだ~



「陽菜」

お袋が部屋に。

「マ、ママ」

お袋も陽菜の隣に座り

「うん、ママはここに陽菜の側にいるから。大丈夫よ。泣きたいだけ泣きなさい」

陽菜を抱き寄せ

「ね、陽菜、泣くのは恥ずかしいことじゃないのよ。思いきり泣いて涙と一緒に全て流してしまいなさい」

「ママ、ママ…ウワアァァァ~」

「うんうん、陽菜はえらかったね。ママは陽菜が大好きよ」

「ママ~」

ピンポーン

インターホンが鳴ったので

「俺が行くからいい」

たぶん注文した寿司がきたんだろう。

下に降り寿司を受け取りテーブルに置き2階に行こうとしたら



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