不器用な初恋~俺は君のことが好きだ~
「志織」
「はい?」
「余計なお節介すんなよ」
「しませんよ」
そんなことするわけないじゃない。
そこまで息子馬鹿じゃないわよ。
「ククク…膨れんな。お前といい涼も陽菜もよく膨れんな」
「……」
「ククク…志織」
「はい?」
手招きされて恭介さんの方に顔を寄せた。
「膨れてるお前も可愛い」
「……」
「ハハハ…お前、真っ赤」
恭介さん…恥ずかしすぎます。
「ククク…ハハハ…」
笑い続けてるし。
もう恭介さんはほっといてデザート食べましょ。
コーヒーも飲み終り
「じゃあ、行くか」
「はい」
このお店のプリンをお土産に買い家に戻った。
時間は3時
丁度いい時間ね。