箱庭
ガチャ
ドアを開ける。
「嗚呼、戻ってきた。」
どおだったと優しく声をかけてくれた、
その人のネームには上野と大きな字で書かれてた
「上野です。一応BDLの責任者?みたい な感じだよ。よろしくね、岡浦君。」
すっと自然に手を出す、ぼくもそれにこたえる
「岡浦 雨です。よろしくお願いします。」
「あめ…か、そうかそうか。」
納得気に頷く上野さん
「じゃあ明日からのことなんだけど…」
上野さんはぼくに明日からの予定、書類の内容、BDLの研究所の使い方とか、色んなことを教えてくれた
「今のところ、そんなとこかな?…何か聞きたいこととかある?」
「あ、あの屋上の庭のことなんですけど…」