箱庭
「アセビちゃん大丈夫かしらね…?」
みゆきは。はぁと小さくため息を吐いた
「…………。」
ポーン
ドアが開くとみゆきは、真っ直ぐ何処かへ行ってしまった
……ばれてないかな?
アセビはみゆきの後をこっそりとつけていった
長い道を歩いていると、とうとうみゆきは見当たらなくなってしまった
あめ何処にいるんだろう……?
長い道を歩いていると雨と同じ白衣を着た研究員が歩いていた
あめと同じ白い服だ!
あめの事知ってるかも……
しばらくして、研究員はアセビを見つけると目を丸くした
「君だれだい?」
そう言った後に何かを思いついたらしく大きくうなづいた
「君迷子でしょ?おいで。おじさんが連れてってあげるよ。」
そう言っておじさんは手を差し伸べた
…あめのところに連れてってくれるのかな?
わたしはコクリとうなづきおじさんの手をとった。