箱庭
10年前、ぼくは新種ウイルスに感染した
病気に行き新種ウイルスに感染したと分かった瞬間ぼくの未来は真っ暗になった
「ほら、あのこ。小さいのに可哀想…」
「嗚呼、感染したら助からないんでしょ?」
ガラス越しから聞こえてくる声。
ぼくは、もう生きれないのかと思った
隔離生活になって3日目、本当に死んでしまうんじゃ無いかというぐらいの痛みと息苦しさ…
でも、お医者さんが薬だよ、と言って黄色い液体を飲ませてくれた
それからぼくの熱はひき頭痛も収まった
しばらくして、体力が回復し、家に帰れることになった
家に帰るとお母さんとお父さんは泣きながらぼくの頭を撫でてくれた
あの薬のおかげでぼくは今生きてるんだ
それからぼくは薬を開発して、苦しんでいる人を助けたいと思った