双子~パーフェクト王子VSヤンキー王子~番外編(大人編)
「えっ?三浦さんが手伝ってくれたの?」
「う、うん。
差し入れまで持って来てくれたのよ!」
「へぇ~意外。
もしかして倉田さんに気があるのかしら?」
「アハハッまさか~」
そんな訳が無い、無い。
こんだけ迷惑をかけておいて…
きっと見かねて手伝ってくれたのだろう。
そう思い納得していた。
だが、新たな事件が起きる。
「えぇっ!?
あの書類が紛失してしまった!!」
「あぁ、すまない。
机の下に入れて置いたはずの書類が今朝見たら消えていたんだ…」
そう言う五島課長。
そんな!?
「ちゃんとよく探したんですか?課長」
三浦先輩も慌てて訊ねてきた。
「もちろん。
隅から隅まで探したさ
なのに、無いんだ!!」