双子~パーフェクト王子VSヤンキー王子~番外編(大人編)

「えっ?三浦さんが手伝ってくれたの?」

「う、うん。
差し入れまで持って来てくれたのよ!」

「へぇ~意外。
もしかして倉田さんに気があるのかしら?」

「アハハッまさか~」
そんな訳が無い、無い。

こんだけ迷惑をかけておいて…
きっと見かねて手伝ってくれたのだろう。

そう思い納得していた。
だが、新たな事件が起きる。

「えぇっ!?
あの書類が紛失してしまった!!」

「あぁ、すまない。
机の下に入れて置いたはずの書類が今朝見たら消えていたんだ…」
そう言う五島課長。

そんな!?

「ちゃんとよく探したんですか?課長」
三浦先輩も慌てて訊ねてきた。

「もちろん。
隅から隅まで探したさ
なのに、無いんだ!!」

< 30 / 95 >

この作品をシェア

pagetop