双子~パーフェクト王子VSヤンキー王子~番外編(大人編)
「確かに倉田さんは…前からミスが多かったからねぇ~」
そう言う五島課長。
「でも、今回は…」
「しかし、必要なデータを全部紛失となると責任問題になる。今回のデータは、本社のヒット商品になる予定だったのだ」
溜め息混じりに言われ言葉が返せ無い。
だが、問題は…それだけじゃ済まされなかった。
数日後
そのまとめたデータは、あのパクリとして警戒している会社に奪われていたのだ!!
「そ、そんな…!?」
「これは、大変な事になってしまった。
倉田さん…もしかしてデータを消したんじゃなくこの会社に誤って送って無いだろうね?」
そう疑ってくる五島課長。
はい!?
「送ってませんよ…そんな訳無いじゃないですか!!」
慌てて否定をする。
「なら…何故
あの会社に…あのデータが情報があるのかね?」