双子~パーフェクト王子VSヤンキー王子~番外編(大人編)

「確かに倉田さんは…前からミスが多かったからねぇ~」
そう言う五島課長。

「でも、今回は…」

「しかし、必要なデータを全部紛失となると責任問題になる。今回のデータは、本社のヒット商品になる予定だったのだ」
溜め息混じりに言われ言葉が返せ無い。

だが、問題は…それだけじゃ済まされなかった。

数日後

そのまとめたデータは、あのパクリとして警戒している会社に奪われていたのだ!!

「そ、そんな…!?」

「これは、大変な事になってしまった。
倉田さん…もしかしてデータを消したんじゃなくこの会社に誤って送って無いだろうね?」
そう疑ってくる五島課長。

はい!?

「送ってませんよ…そんな訳無いじゃないですか!!」
慌てて否定をする。

「なら…何故
あの会社に…あのデータが情報があるのかね?」

< 32 / 95 >

この作品をシェア

pagetop