双子~パーフェクト王子VSヤンキー王子~番外編(大人編)
「うるさい。
こうなったら、現金を用意しろ!?
この女がどうなってもいいのか?」
そう言いながらカッターを私に切りつけようとする。
「…っ!!」
私は、真っ青になった。
「倉田!!」
「キャアッ倉田さん!?」
四藤さんや三浦先輩が慌てだす。
だが、まったくうろたえない蓮先輩。
クスッ
「それで、俺を脅したつもりか?」
「はぁっ?」
「それで、俺がビビるとも思ってんのかと聞いている」
逆に挑発してるし…
(蓮先輩…あんまり挑発して煽らないで下さい)
「くっ…」