双子~パーフェクト王子VSヤンキー王子~番外編(大人編)

転がる五島課長。
「くっ…」

うつ伏せながらカッターを取ろうとする課長に蓮先輩は、ガッと足で踏みつける。

「…っ!!」

「いいか?よく覚えておけ
会社の社員も含め全て俺の物だ!」

「お前の好きに使っていいもんじゃねぇ!!今度同じ真似してみろ?お前の人生…俺が踏み潰してやる」
そう冷たく言い放つ。

「…はい」
真っ青になりながら頷く五島課長。

その後に警備員に取り押さえられ無事に事件が解決した。

私は、社長室で蓮先輩に訊ねてみる。
「あの…あの後。五島課長は…どうなさるんですか?
やっぱり警察に?」

「まぁ、あいつの出方次第だな。
反省してるなら警察に突き出しは、しない。まぁ、自主退職は…免れんが」

「そうですか…」

良かった…さすがに警察沙汰には、したく無かった。
一応上司でもあったんだし…

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