双子~パーフェクト王子VSヤンキー王子~番外編(大人編)
「酷い…蓮先輩の最低!!」
「まぁ、怒るな。
お陰で事件解決しただろう?
大体お前にそんな大事な商品を任せる訳が無い。鈍くさいからな」
「ごもっともな意見です!」
納得するように頷く森安先輩。
三永先輩も
「俺は、お前…餌の見張り番とその回収が目的だったしな。
いや~見事な喰われ具合だった」
アハハッと馬鹿にしたように笑ってるし。
「…もう皆大っ嫌い!!」
七海は、怒りをぶつける。
「あ、こら七海暴れるな!!」
まったく蓮先輩は、嫌になっちゃう。
人の気持ちも知らないで…だが、
世の中めでたし、めでたしと終わる訳がない。
私にとって新たな事件が始まる事になった。
翌日
いつもの通り社長室に挨拶に行くと
「失礼します。
蓮先輩…おはよ…」