双子~パーフェクト王子VSヤンキー王子~番外編(大人編)

「蓮先輩の…婚約者?」
一体何を言っているの?

確か蓮先輩の許婚は、一ノ瀬家で…すでに破談になったはずじゃあ?

「こら、アリサ
勝手な事を言うんじゃない。
それに俺は、婚約した覚えないぞ?」

「oh-嘘は、ダメですよ~蓮。
あの時、言ったじゃありませんか?

『日本語上手くなったら俺の女にしてやってもいい』って
だからワタシ日本語頑張った。あなたに会うために」

はぁっ!?

「せ、先輩
そんな事を約束したんですか!?」
私が居るのに信じらんない。

「いや、待て…七海。
それを言ったのは、俺が15の時だ!」

「…15…?」
余計意味が分からない七海。

そうしたら溜め息混じりに蓮先輩が説明をしてくれた。

蓮先輩とこの女性…アリサとは、8年前ぐらいに出会ったらしい。

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