双子~パーフェクト王子VSヤンキー王子~番外編(大人編)
「あぁ、お腹いっぱいで苦しい…さすがに食べ過ぎたかも」
自分の自宅に帰る途中で携帯が鳴った。
(誰よ…)
そう思いながら携帯を覗き込むと蓮先輩だった。
ゲッ!!
「今は、ムカつくから声聞きたく無いのに…」
ブツブツ思いながらも電話に出る。
ピッ
「もしもし」
『すぐにいつものホテルに来い!』
はい!?
「今からですか!?
嫌ですよ…こんな遅い時間に」
『いいから今すぐ来い!!』
ガチャッ
ツーツーと一方的に電話を切られた。