双子~パーフェクト王子VSヤンキー王子~番外編(大人編)
酷い…
酷過ぎるわよ…蓮先輩。
私は、もうどうでもいいって事?
先輩の気持ちが分からない。
涙が溢れてくる。
だが、
「倉田。お前…いつまで…ん!!
どうしたんだ…お前?」
三浦先輩に目撃されてしまう。
「…三浦先輩…」
(やばい…また、怒られちゃう)
慌てて涙を拭こうとする七海。
「ちょっと…来い!」
強引に手を引かれ小会議に連れて行かれてしまう。
そして、冷たい飲み物を買って来てくれた。
「ほら、これで目を冷やせ。
飲めば少しは、落ち着くだろうし」
「あ、ありがとうございます」
飲み物を受け取る七海。