双子~パーフェクト王子VSヤンキー王子~番外編(大人編)
七海の気持ち!?
翌日
「やぁ、七海ちゃん♪」
えぇっ!?
「景吾先輩なんで、そこに座ってるんですか!?」
景吾先輩は、前に五島課長が居た席に座っていた。
何で!?
「あぁ、代わりが見つかるまで俺がその役割を貰ったんだ。
つまり今日から君の上司…よろしく」
ニコッと笑顔で言われる。
いやいや…よろしくと言ってる場合じゃない。
「でも、景吾先輩は…蓮先輩のサポートとして取締役の仕事があるじゃないですか!?」
「もちろん。中心は、そっちだけど…俺器用だからさ
どちらもやれるんだよね…」
サラリとそう答える。
確かに景吾先輩は、器用だし…何でもスマートにこなすけど
「でも、大変じゃありませんか?
忙しいでしょうし…」
心配そうに訊ねる七海。