双子~パーフェクト王子VSヤンキー王子~番外編(大人編)
そう言い切る蓮先輩に父親も含め周りは、驚いていた。
「お前…最初からそれを狙ってたのか…!?」
「当然だ。
俺は、指図されるのが大嫌いなもんでね。利用出来るモノなら何でも利用する」
「例えそれが、長年苦しめられたしきたりだったとしても同じ事だ!!」
ニヤリとしてやったりと言う態度を見せる蓮先輩。
「……。」
唖然としたまま父親は、言葉が出ないようだった。
(蓮先輩…)
そうしたらフッとアリサさんの顔を見る蓮先輩。
「アリサ…そう言う事だ。悪い…お前の気持ちを無視する気は、無いが
俺は、お前と結婚出来ない」
そうハッキリと断った。
そうしたらアリサの反応はと言うと
「さすがデス!!
これぞ、日本の男…武士なのデス
ヤクザ…サムライ最高…」
何だか目をキラキラさせながら感動をしていた。
『…はぁっ?』