天然彼氏くんとしっかり彼女ちゃんの日常
ー放課後。
翔「そんなに俺の髪わかった?」
蓮「わかるよー(笑)だって全然違うんだもん」
翔「そっかーそうなのかー」
と少しむつくれながら、
フラフラと歩き
いつも通り花を見ては
じっくり観察していた。
翔「蓮はさー、どっちの方が好き?」
蓮「....えっ!?なんで!?」
翔「なんでって、気になるからー」
蓮「ま、前のほうかな?」
翔「....そっちかー」
蓮「うん、黒もいいけどね」
翔「じゃあ今日また染め直すか」
蓮「えっ!いいよ、そこまでしなくて!」
しばらく、翔は黙り込んだ
翔「蓮、蓮ってさナツイロって漫画すきじゃん」
蓮「うん!めっちゃ好き!」
翔「あの主人公の彼氏のこと好きじゃん」
蓮「だって、かっこいいんだもん。あの黒髪が....あっ!!」
翔「朝は間違えたなんて言ったけど本当は違うんだからね!じゃあね!」
私はただ呆然、家に入る翔の姿を見た
蓮「....なんなの、最近....」