私、恋をしている
とりあえず、仕事を片付ける。でも、帰りたくない。パソコンの電源を切りながら、チラッと芳賀さんに視線を送る。
グループリーダーと、何やら話をしている…。きっと、私と塩谷さんのやりとりを、聞いていない。助け舟を出してもらえないな…諦めて、更衣室に向かった。
ゆっくりと用意をする。とりあえずの化粧直し。唇は、キラキラさせない。勝負パフュームも身に纏わない。塩谷さんが勘違いしないために。
なんでもかんでも芳賀さんを、頼ったらあかんな…そう思いながら、更衣室を出て、エレベーターを待つ。
「お疲れ様」
その声に、つい頼りたくなる。
「お疲れ様!今から帰るの?」
「いや、小腹が空いたから、コンビニ」
「芳賀さんっ!塩谷さんを…なんとかしてっ!」
…結局、お兄ちゃんに頼ってしまった。
グループリーダーと、何やら話をしている…。きっと、私と塩谷さんのやりとりを、聞いていない。助け舟を出してもらえないな…諦めて、更衣室に向かった。
ゆっくりと用意をする。とりあえずの化粧直し。唇は、キラキラさせない。勝負パフュームも身に纏わない。塩谷さんが勘違いしないために。
なんでもかんでも芳賀さんを、頼ったらあかんな…そう思いながら、更衣室を出て、エレベーターを待つ。
「お疲れ様」
その声に、つい頼りたくなる。
「お疲れ様!今から帰るの?」
「いや、小腹が空いたから、コンビニ」
「芳賀さんっ!塩谷さんを…なんとかしてっ!」
…結局、お兄ちゃんに頼ってしまった。