“ほし”に願いを

幸せにしたいんだ



◇◆◇◆◇


輝に何も聞けないまま、ただ時間だけが過ぎていった。


まだ暑さが残っていた9月も終わり、風が冷たい季節となる。


もうすぐ、文化祭。


あたしたちのクラスは、どのクラスよりも盛り上がっていた。
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