駆け込まない、立ち止まらない。
そして、私は衝撃の事実を知らされた。





実は、乱斗君と金城さんは私たちよりも前の4ヶ月前から付き合っていたこと。






金城さんの意見で秘密にして欲しいって言われていたこと。







そして、昼休みに二人ともいなかったのは秘密にここでご飯をたべていたこと。








なにより、私にとって問題だった睨んでいたとは、金城さんの嫉妬と喋りかけたいからと見ていたとのこと。






嫉妬されても…あれは、乱斗くんからだからな…







「ごめんなさい、でも全部が全部が睨んでなかったの。ただ、羨ましいなって思ってたところもあって…」





金城さんがうつむく。







「いいよ、こっちこそ色々ごめんね。」








「それにしても凛…嫉妬だなんて…か…か…かかか、とにかく一件落着だな」







乱斗君赤くなってるけど、少し気落ちしている。



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