永遠の場所
☆Eternal Place
*彷徨う心
ここは、とある街中。
人通りも多く、毎日たくさんの人で溢れかえっている。
待ち合わせに適した場所もあるため、友達やカップルなどが多い。
駅もあるから、サラリーマンや家族連れもいて様々だ。
そんな中、一際目立つカップルらしき2人がいた。
「最低!!
女なら誰でもいいんだ!」
私はそう叫んで、力一杯男に平手打ちをした。
いい音が響いたのと同時に、周りの人が振り返り、注目した。
その視線を避けるように、私は何も言わずに男を置いて立ち去った。
とにかく歩いて、男が見えなくなってから、私は携帯を取り出した。
そして、電話をかけた。