永遠の場所
私は、ぐちゃぐちゃな感情をどこに向けていいのこ分からず、家で暴れていた。
棚の上の物など、下に落ちて割れたりもしている。
それを片づける気力もなく、そのまま放置した上で暴れる。
家の中は悲惨な状態だった。
《やっぱり、会わない》
会う予定の前日、私は由佳理とタカにそうラインした。
今の状態で会えば、何を言うか分からなかったから。
そして、このままタカとのラインをやめようと思った。
困らせているんだ。
私が会いたいなんてわがままを言ったせいで。
タカは優しい人だから、断ることが出来なかったんだ。
それこら、由佳理とタカこらラインが入ってきたけど、見なかった。
由佳理からは電話もかかってきたけど、出なかった。