サムライプリンス
「ケン様、再度お呼び立てし申し訳ございません」
執事がそう言い深々とお辞儀をする。
「いーよ、何だ?今日は。
つーかヒマジン?
あ、イワンはヒマンジかっ」
「ケッケン様っ」
そんな冗談を言っていると…
「……ぷっ
相変わらず口悪いね。」
(…!!!!!!!!)
ずっと聞きたかった懐かしい声が耳に届く。
声のする方に目を向けると…
そこには…
二度とは会えないと思っていた
愛しい姿がそこにあった…