サムライプリンス
第二十二話 アンの正体


「じゃ、そろそろ帰るかっ」


紫や橙色で
夕焼けが東京の空を染める頃ー


俺達は
ファーストフード店を
後にした。


冗談を言い合いながら
寄り添って銀座の道を進む。


アンといると
そのままありのままの自分を出せて
それが自然で

心の奥から
ジワっと温かい気持ちになれた。


とにかく居心地が良かった…



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