サムライプリンス


「ア、アンは……
ぼ、僕じゃなく君を想ってるんだ…

ぼっ僕は幼い頃からアンを好きだったのにっ…

僕の事なんて何とも想ってないんだ!」



「だからって冷たく当たるのか?
サイテーだな」


ケンのその一言に
イワンは顔色を変える。


「ぼっ僕が王子に決定してっどれだけ嬉しかったかっ……!

何年もずっと……


そっそれなのにっ

一日やそこら会っただけの日本人を……


どっどうして!!!」




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