とある教師のとある物語





「「あっ。」」





二人して少しまぬけな声を出してしまった。





それがまた面白くて。
ついさっきの沈黙が嘘だったかのようにその教室には笑い声が響い。









「「明日話そうか。」」









もう、何でこんなに楽しいのだろう?




こんなに楽しませてくれる果凛に感謝だよ。






明日は私が果凛の不安な心を綺麗さっぱりなくしてあげなきゃ。








「ふふふふ。面白いね果凛は。そんじゃ帰りますか!」







「そうだね?話は「明日」




クスクス。だね?」




どうやら考えていたことが同じらしい。




そう言って、私たちは一緒に帰った。


















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