とある教師のとある物語
先生はまだ学生
私がまだ何も知らない無知な中学生だった頃の話。
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その日は部活が長引き外はもう日が暮れていた。
「ごめん。遅くなっちゃって。お母さん達に怒られない?」
「大丈夫、大丈夫。
剣道部もうすぐ試合近いから大変でしょ?鈴華。体壊さないようね?」
「ありがとう!果凛~。」
彼女は
柴真野 果凛(しまの かりん)
私の大親友だと思ってる。
自分のことより私なんかを優先してくれる、目が大きくて、白い肌の可愛い女の子。
「それじゃあ、帰ろうか?」
「うん!」
本当、素直で可愛い私の親友は一生もんの自慢だな?
何て思ってたのに。
何で?ねぇ。
どうしてあんなことになっちゃったの?果凛?