とある教師のとある物語

「ごめんね？果凛？
私、果凛の話聞こうと思って・・・。」





そうそう、本題忘れるとこだったよ・・・。




「あぁ、そうだったね。
二人も仲良くなったことだし、倉庫で話そうか！皆にも会わせたいし！
ねぇ零夜？」





「「仲良くない」」




「もう、意地っ張り同士は大変なんだから。」





だってこんな奴と仲良くなんてできるか！





「俺は倉庫に連れてく気なんてさらさらねぇぞ～果凛。」






私だって行く気さらさらねぇよ！





「零夜！意地を張るのもいい加減しなさい！
じゃないと私も倉庫行かないから！」





「うっ。・・・・わかった。」




「やったー。」





惚れたもん負けだな。
果凛、いいやつ選んだな。


族だからって悪いもんばっかじゃねぇからな？