俺の魂を狂わす女
彼女はすでに素っ裸でたわわな胸を手で隠しきれず

形のいい白い脚をクロスさせて

曲線美の標本のような腰をクネクネさせていた。

「早くぅ。」

「わかったよ。すぐ行くから先に入ってて。」

「すぐ来てね。」

「わかった。」

俺は彼女の白い肌を惚れ惚れと見上げた。

歩くその後ろ姿だけでも威力があった。

男の胸をわしづかみにする女だ。

今夜は俺の想定外のことばかりだ。

彼女はいつも冷静で大人の女に見えたが

プライベートではまったく違った。

丸っきり甘えんぼで茶目っ気があり

俺にはそれがくすぐったくて

愛しいと思えた。

外見と中身にかなりギャップがあるが

沢木が言ったプリプリの女っぷりは

遠目でもわかる。

しっかりと捕まえておかないと

他の男に持っていかれる可能性大だ。

彼女は俺のどこに惹かれたのだろうか。

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