とらぶる☆めえかあ
「会長…入りますよ?」
控え目に三回ノックし、ドアを開ける。
「いらっしゃい、小田切さん。汚くてごめんね」
…確かに。
そう思ったけど流石に声には出せなかった。
本来5人でやるはずの仕事を1人でやっているんだから、手の回らない部分もあるんだろう。
「この状況見たら多分わかると思うんだけど…僕の手伝いをしてほしいんだ」
そう言っている間も、会長は手を休めずに書類にサインをしている。
「あれ…」
そこであることに気がつく。
朝は無かったはずのものが彼の右手に巻いてあった。
控え目に三回ノックし、ドアを開ける。
「いらっしゃい、小田切さん。汚くてごめんね」
…確かに。
そう思ったけど流石に声には出せなかった。
本来5人でやるはずの仕事を1人でやっているんだから、手の回らない部分もあるんだろう。
「この状況見たら多分わかると思うんだけど…僕の手伝いをしてほしいんだ」
そう言っている間も、会長は手を休めずに書類にサインをしている。
「あれ…」
そこであることに気がつく。
朝は無かったはずのものが彼の右手に巻いてあった。