とらぶる☆めえかあ
「普段は四月一日先輩が入れてるんですか?」


「うん。でもさ、彼女ヒドいんだよ?僕がちょっと失敗すると責め立てるようにお茶に塩いれてくるんだ」


うわぁ…

その味はあまり想像したくない。


「あれははやく止めさせないと…味覚障害にはなりたくない」


「そうですね…ふ…ふふ」


会長があんまりにも真剣な顔で言うものだから、ついふきだしてしまう。


「笑わないでよ!あれほんと辛いんだよ!」


「わかってます。わかってます、すみません」


不思議だ。

会長と話してるとおんな現場を見ちゃったのに落ち着いていられる。

それとも気を使ってくれてるのかな?
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